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休職中の生活費、削るものはほとんどなかった。それでもお金は怖かった

夕闇の窓辺の食卓で、ランプの灯りのもと湯のみを前に静かに考え込む男性の後ろ姿の水彩イラスト 休職と復職

収入が止まって、「全部削らないとダメなのか」と考えていませんか。今日、答えを出さなくていいと思います。

私の場合を先に書きます。休職中、私がやめた支払いは1つだけでした。削るものが、ほとんどなかったからです。それでも、お金は怖かったです。家計を月に一回見るようにしても、お金への怖さは変わりませんでした。ただ、自分がどれに何を使っているのかは、把握できました。

収入の話は休職したらお金はどうなる?傷病手当金でいくら入ったかを正直に書くに書きました。休んでいる間、手元に残る感覚は5割くらいでした。金額は書きません。この記事は、出ていくお金と、怖さの話です。

傷病手当金が入るまで、収入はゼロだった

傷病手当金は、休んですぐには入りません。収入の記事に書いたとおりです。

入ってくるまでの収入ゼロが衝撃的すぎて、どうしていいか分かりませんでした。家計簿のアプリを開くのが怖い月、見たくない月もありました。

引き落とされる一方でした。引き落としと税金の支払いで、お金がどんどん減っていきました。残高が減っていくのを見て、ただただ恐怖でした。お金を稼ぎたい、と思いました。

身に染みたのは、給料のことです。今まで給料として定期的に振り込まれていたことが、いかに大切か。

傷病手当金が支給されてからは、少しほっとしました。今までの生活が続けられる、と思いました。申請から振り込みまでの流れは傷病手当金の申請の流れ。休職した私がつまずいた3つのポイントに書いています。

備えはあった。それでも手をつけるのが怖かった

収入の記事に、私はこう書きました。

お金があること以上に、「まだ大丈夫」と思えることが、弱った心の大きな支えになりました。

生活防衛費は、ある程度ありました。お金が入らなくなったときのための貯金です。だから、大丈夫でした。大丈夫だったけれど、実際にその生活防衛費に手をかけるのが、本当に怖かったです。

もし、この生活防衛費までなくなってしまったら、私の生活はどうなるのか。そんな感じがありました。貯めていたお金がなくなったらどうしようかと、本当に迷いました。

「まだ大丈夫」と「怖い」は、両方存在していました。

貯金があるのに、怖い。そう感じていませんか。私は怖かったです。怖いままでも、おかしくないと思います。

削るものが、ほとんどなかった

出ていくお金を見直したのは、傷病手当金が入る前です。

ただ、削るものがほとんどありませんでした。休職前は仕事仕事で、何かに課金をすることが、そこまでなかったからです。

やめた支払いは、1つだけでした。Amazonプライムです。配送料を安くするために入っていたものです。

私にとって、大きく削るとは、生活に直結するものを削ることです。住まいにかかるお金だったり、食費だったり、光熱費の部分です。

削らなかったものも書きます。住まいにかかるお金です。

住まいを削らなかったのは、住んでいる場所がとても過ごしやすいからです。家族の幸せもあります。私の中で、優先順位が高いことでした。

ジムは休職前から通っていて、行くたびにお金を払う形でした。だから、ゆるっと続けていました。健康が一番大事、というのがあります。体調を崩す前から、体脂肪を落としたいとも思っていました。

休職中は、ジムで激しい運動はしなかった気がします。しっかり行くようになったのは、復職後からだった思い出があります。

増えたお金もありました。通院やお薬代、カウンセリングの費用などです。カウンセリングのことは休職中に買ってよかったもの・やってよかったこと5つ。半年休んだ私が正直に書くに書きました。

削れるものが見つからなくて、自分を責めていませんか。私の家にも、ほとんどありませんでした。見つからないままでも、構わないと思います。

休職中に、家計の見方を変えた

家計は全て、私が見ていました。妻には報告して、了承してもらいました。

休職前に私がやっていたのは、支出をただ眺めることだけです。マネーフォワードMEのアプリはつけていました。でも、それをどうしようかは思っていませんでした。

休職中に変えたことを書きます。

  • アプリを無料から有料に変えた。家計の全部を洗い出したかったからです
  • 月に一回、収支グラフを見た。どこに使っているかを把握して、自分の中で落とし込んでいました
  • AIに読み込ませて、壁打ちをした。相談するようになって、自分が何にどれだけ使っているのかが把握できるようになりました
  • 自分用のまとめに書き出した

以前だったら「まあいっか」で流していたものを流さず、一つ一つ考えるようになりました。

鉄道でたとえます。車両の定期点検です。壊れてから直すのではなく、決まった周期で見る。私の月に一回は、それに近いものでした。

AIの話には、注意を書いておきます。

家計のデータには、「どこで、何に、いくら使ったか」が並んでいます。インターネット上のAIサービスに入力すると、そのデータを自分の手元から外に出すことになります。

名前など、個人が分かる情報は入れないでください。病院や薬局、カウンセリングの明細も、消してからにしてください。 そのほかにも、人に知られたくないものがあれば、同じです。使うなら、入力した内容がどう扱われるかを、サービスの説明で先に確かめてください。

私と同じ道具を使う必要はありません。有料のアプリも、AIも、勧めたいわけではありません。

見ても、怖さは変わらなかった

月に一回見るようになっても、お金への怖さは変わりませんでした。

ただ、現実を見ることによって、自分がどれに何を使っているのか把握できました。改善のための一歩が取れたと思います。

見れば怖くなくなる、とは私には書けません。

復職して分かったこと

削ったものは、ほとんどありませんでした。それでも、心が寂しくなることはありました。自分のやりたいことにお金が使えないことが、いかに寂しいか。それが分かりました。

休職中のことです。生活の疲れのために、整体や温泉に行きたい。でも、お金がないから行けない。

生活費には、貯金を使いました。でも、整体や温泉のような自分のためのことには、使いたくなかったし、使っていません。貯金は、本当に必要になったときに使うものだと思っています。

今考えると、その当時がまさに使うときだったのかな、と思っています。

本を買いたいけれど買えないから、図書館に行く。在庫がある本は、たくさん読みました。でも、本当に読みたい本は、借りるまでにとても時間がかかりました。それがとてもイライラして、本は買えばいいと思いました。

復職してからは、本は買いました。少し、仕事とは違う楽しみを見つけるようになりました。家計管理と、自分用のまとめへの書き出しも、続けました。

生活費のことを検索した夜のあなたへ

当時の自分に言うなら、先にやっておくことは支出の把握です。どこに何を使ったか。それを洗い出すことによって、自分はこれだけお金を使っている、というのが分かりました。お金を使う優先順位も、決めておくといいと思いました。

焦ってやらなくてもいいことは、無理な節約だと思います。無理な節約をすると心も寂しくなって、それはそれで大変かなと思います。

ここまで書いたのは、私の家の話です。あなたの家の事情は、私には分かりません。

今夜、生活費のことを調べていましたか。今夜は数字を見なくていいと思います。見るのは、見られる日で構いません。

今日やってほしいこと

毎月出ていくお金を、金額なしで、名前だけ3つ、頭の中で言ってみる。

アプリは開かなくて構いません。何かを削る必要もありません。3つ出てこなくても、それでいいと思います。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。怖いままでも、少し休めますように。

出発進行!


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この記事は私自身の経験をもとに書いています。医学的な助言ではありません。回復のしかたや家計の事情には個人差があります。心や体の不調が続く場合は、我慢せず身近な人や専門家に相談してください。休職・復職の判断は、主治医・産業医などの専門家にご相談ください。

制度の内容は記事公開時点のものです。変わることがあります。最新の情報は、加入している健康保険や勤務先にご確認ください。


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