この記事は、休職と復職について書いた14本の記事の地図です。
いまのあなたに近い場所を選べば、次に読む1本が決まります。かかる時間は10秒です。
全部読まなくて大丈夫です。しんどいときに14本は読めません。1本だけ選んでください。
私は鉄道会社で駅員、車掌、運転士として働きました。本社の企画部門にいたときに心が折れ、半年休職しています。医療の専門家ではありません。
だからこの記事は、「休みましょう」とすすめるものではありません。休むかどうかを決めるのは、あなたと専門家です。ここにあるのは、先に同じ道を歩いた一人の記録です。
いまのあなたは、どのあたりにいますか
駅の壁にある路線図には、「現在地」の印がついています。あの印がないと、どれだけ大きな図を眺めても、行き先までの道は決まりません。
まずは、自分がどこにいるかだけ見れば大丈夫です。
次の5つのうち、いちばん近いものを1つ選んでください。
- 休職を考え始めた。でも言い出せない
- 休むと、お金がどうなるのか分からない
- すでに休職中。時間の使い方に迷っている
- 復職の話が出てきた
- 復職した。でも、しんどい
2つ以上当てはまるなら、今いちばん困っているものを選んでください。それでも決めきれないときは、1から順に見ていけば大丈夫です。どの番号から入っても、あとの話につながります。
1. 「休職したい」が、まだ言えない
言い出せないのは、気持ちが弱いからではありません。私にとって「休職したい」は、口に出した瞬間に全部が決まってしまうような言葉でした。
だから、最初の一言は本題でなくてかまいません。私も本題からは切り出せませんでした。
- 仕事で心が折れた。鉄道員の私が半年の休職を決めるまで(第1話)
決断までの流れを、最初から順に知りたい人へ。この地図の出発点にあたる記事です。 - 「休職したい」が言い出せない。私が上司に最初に言えたのは「仕事の相談」でした
上司に切り出す最初の一言が見つからない人へ。本題から始めなくていい理由を書いています。 - 休職が家族に言えない。でも妻は、とっくに気づいていました
会社より家族に言うほうが怖い人へ。家族への伝え方の話です。 - メンタルクリニックの初診。私が話したのは、まとまらない思いだけでした
病院に行くのが怖い人へ。初診の流れと費用、うまく話せなくても大丈夫だった話です。
2. 休むと、お金はどうなるのか
お金の不安は、2つに分かれます。いくら入るのか。そして、いつ入るのか。
私の場合、手元に残る感覚は働いていたころの5割ほどでした。しかも初回の入金までは1〜2か月かかっています。この時間差を知らないまま休むと、あとで慌てます。
- 休職したらお金はどうなる?傷病手当金でいくら入ったかを正直に書く(第2話)
実際にいくら入ったのかを知りたい人へ。収入の実態を数字で書いています。 - 傷病手当金の申請の流れ。休職した私がつまずいた3つのポイント
これから手続きを進める人へ。医師に書いてもらう欄や、忘れないためのアラーム運用など実務の話です。
傷病手当金は、病気やけがで働けないときに健康保険から支給されるお金のことです。申請方法や必要書類は加入先の健康保険によって変わります。最終的な確認は、必ず勤務先か健康保険の窓口でしてください。
3. 休職中の時間を、どう過ごすか
休職に入ると、時間だけが手元に残ったように感じました。そして、その時間に自分を責めていました。
何もできない日が続くと、休んでいることそのものが怖くなりました。
- 休職中、何もできない自分を責めていた。半年間の過ごし方を正直に書く(第3話)
何もできない自分を責めている人へ。半年をどう過ごしたかを、格好つけずに書いています。 - 休職中に買ってよかったもの・やってよかったこと5つ
支えになるものを探している人へ。カウンセリングや本など、実際に助けられたものの話です。 - 休職するとキャリアは終わるのか。半年休んで現場に戻った私のその後
この先のキャリアが不安な人へ。休職して何が変わって、何が変わらなかったのかを、私の場合として書いています。
4. 復職の話が出てきたら
私の復職は、ある日いきなりフル勤務に戻るものではありませんでした。少しずつ段階を踏みました。
私はカフェに1時間座るところから始めました。カフェから会社のビルに入れるようになるまで1か月。そこから自分の席に座れるまで、さらに2か月かかりました。いきなり100の力を出さなくていい。私はそう考えながら進めました。
- リハビリ出勤って何をするの?カフェで1時間座ることから始めた私の復職訓練
復職訓練をどこから始めるのか知りたい人へ。カフェ1時間から始めた段階の踏み方を書いています。 - 復職前の面談が怖いあなたへ。一般的な流れと、半年休んだ私が大事にした心構え
復職前の面談が不安な人へ。面談で確認されることや生活記録、着飾らず話す心構えを書いています。 - 「また折れるかも」を抱えたまま 駅員に戻った私の復職のリアル(第4話)
不安を抱えたまま戻る現実を知りたい人へ。復職訓練から、戻った後の働き方までを書きました。
復職や訓練の進め方は勤務先によって異なります。主治医や産業医などの意見をもとに、勤務先と相談しながら進めてください。ここに書いたのは、私一人の進み方です。
5. 復職した。でも、しんどい
復職してからがしんどいのは、失敗ではありません。
戻った直後の私は、「また折れるかも」という不安が10段階の10でした。今は2です。ゼロにはなっていません。それでも働けています。
- 復職後がしんどいのは当たり前。「また沈まない」ために私が決めたルール
再発が怖い人へ。不調のサインを体・行動・考え方の3方向で見るやり方です。 - 鉄道会社の本社と現場、どっちがしんどい?両方経験した私の答え
本社と現場の違いから、自分が働くうえで譲れないものを考えたい人へ。
私は復職後、自分の希望で企画の部署から駅員に戻りました。私の場合、崩れた場所と距離を置けたことが大きかったと感じています。
今日やってほしいこと
最後に1つだけ。
上の1〜5から、自分にいちばん近い番号を選んで、その節のリンクを1本だけ開いてください。
選ぶのに10秒、読むのはそのあとで大丈夫です。今日はブックマークだけして閉じてもかまいません。
ただし、眠れない、食欲が落ちた、朝起き上がれないなど、心身の不調が続いているなら、記事より先に医療機関へ相談してください。順番はそちらが先です。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。いまいる場所が分かっただけでも、次に読む1本は選べます。
出発進行!
この記事は個人の体験談です。回復のしかたや必要な手続きには個人差があります。症状や治療、休職と復職の判断については、必ず主治医・産業医など専門家にご相談ください。

