【現役駅員の挑戦】鉄道の裏側からキャリア論まで、私がブログで伝えたいこと

初めての方へ

1. はじめに:自動改札機の向こう側から見える景色

毎日、何千人、何万人という方が行き交う駅の改札。 そこで日々、皆さまをお迎えしているのが私、「みかづき」です。

「切符の買い方がわからない」 「どの電車に乗れば一番早く着くの?」 「忘れ物をしてしまった、どうしよう……」

改札窓口に立っていると、本当にたくさんの方からお声をかけていただきます。その中で私がいつも感じている、ある「もどかしさ」があります。それは、「ほんの少しの知識があるだけで、鉄道はもっと便利に、もっとおトクに、そしてもっと楽しく利用できるのに」ということです。

鉄道は、単なる移動手段ではありません。皆さまの「大切な時間」や「日常」を運ぶ装置です。その装置を使いこなすためのヒントを、現場の最前線からお届けしたい。そんな想いで、この『鉄道ノート』を立ち上げました。

2. 私の歩み:駅・車掌・運転士、すべての現場を歩いて

私の自己紹介を少しだけさせてください。現在40代、鉄道業界に身を置いてから、現場の主要な職種をすべて経験してきました。

  • 駅員: 全てがここから始まりました。お客様と一番近い場所で、接客の基本と駅の構造を学びました。
  • 車掌: 走る列車の中で、刻一刻と変わる状況に対応する柔軟性と、安全を守る責任感を養いました。
  • 運転士: 鉄道員の「花形」とも言われる職種。数千人の命を預かり、1秒単位の正確さを追求する極限の世界を経験しました。

そして現在、私は再び**「駅」の現場**にいます。 「なぜ、運転士までやったのに駅に戻ったの?」と聞かれることもあります。しかし、すべての職種を経験した今だからこそ、お客様と直接向き合う「駅」という場所で、自分にしか伝えられない価値があると感じたのです。

運転士として見た「線路の先の景色」も、車掌として聞いた「車内の喧騒」も、すべては駅をご利用いただくお客様の安全と利便性に繋がっています。この豊富な経験が、私の発信する情報の「根拠」であり「強み」です。

3. なぜ今、ブログを始めるのか?

今の時代、スマートフォンのアプリ一つで乗り換え検索ができるようになりました。しかし、デジタルが進歩しても解決できない「現場の悩み」は減っていません。

例えば、

  • ICカードよりも、実は「特定の切符」を買ったほうが3,000円も安くなるケース。
  • 駅の案内板の見方を一つ知っているだけで、新宿駅のような巨大迷宮で迷わなくなるコツ。
  • 新幹線のトラブル時に、どう動けば最短で目的地にたどり着けるかという判断。

これらは、AIや検索エンジンではなかなか辿り着けない、「現場を知る人間にしか見えない正解」です。

日々、改札でお困りのお客様をサポートする中で、「この解決策をもっと多くの人に知ってもらえたら、どれだけの人の旅が楽になるだろう」と思うようになりました。私の経験という「点」を、この記事という「線」にして、皆さまに還元していきたい。それが、私がこのブログを書く最大の理由です。

4. このブログで、あなたにお約束すること

『鉄道ノート』では、以下の4つのテーマを柱に、皆さまに役立つ情報を発信していきます。

① おトクな切符・ICカードの「真実」 「知っている人だけが得をする」のが鉄道の世界です。複雑な割引制度やICカードの賢い使い分けを、どこよりも分かりやすく解説します。

② 「もう迷わない」ための駅攻略ガイド 駅員視点で、主要駅の構造や案内板の「読み解き方」を伝授します。「駅で迷うストレス」をゼロにするお手伝いをします。

③ 鉄道業界のリアルな裏側 駅員、車掌、運転士。それぞれの現場で起きたドラマや、プロとしてのこだわり、そして「きつい」と感じる本音まで。鉄道をもっと身近に感じていただけるエピソードをお届けします。

④ 鉄道マンの視点から語るキャリア論 一通りの現場を経験してきたからこそ見える、仕事への向き合い方やキャリア形成について。鉄道業界を目指す方はもちろん、働くすべての方に気づきがある内容を目指します。

5. 最後に:一緒に、より良い鉄道ライフを

鉄道は、皆さまの人生に寄り添うパートナーです。 時には通勤の相棒として、時には家族旅行の思い出の舞台として。

私のブログを読むことで、「次の移動が少し楽しみになった」「いつもより安く旅行に行けた」「駅員さんの仕事が少しわかった」——そんな風に思っていただけたら、これ以上の喜びはありません。

現役駅員として現場に立ち続けながら、等身大の言葉で、血の通った情報を発信していきます。 「みかづき」の『鉄道ノート』。 これから、末長くお付き合いいただければ幸いです。

皆さま、出発進行!

タイトルとURLをコピーしました